はじめて投資する人は投資信託を利用した積み立て投資がおススメ

銀行に預金するだけでは利息がほとんどつかない。でも投資を始めるのはなんだか難しそう。

どこの会社の株が上がるか企業分析をしなくてはいけない。最近では仮想通貨で大損した人もいると聞くし・・・。

投資には興味があるけど何をしたらいいかわからない!

そんな人のためにこの記事では、はじめて投資しようと考えている人を対象に投資信託を利用した積み立て投資を紹介します。


投資信託って何?

 

株式や債券などの資産を一つの袋にパッケージ化させた金融商品です。

仕組みは、多くの人からお金を集めて、その資金で投資のプロ(運用会社)が株式や債券などに分散投資します。

投資信託を略して「投信」と呼んだり、「ファンド」と呼ばれたりもします。


投資信託を利用した積み立て投資をおススメする3つの理由

 

①少額でも始められる

②分散でリスクを抑えることができる

③投資のタイミングを考えなくてもいい

 

①少額でも始められる

積み立て投資は100円から始められるネット証券会社もあります。

投資といっても何十万、何百万円の資金は必要ありません。

毎月貯めているお金の一部を投資に回すだけで、簡単に始めることができます。

 

②分散でリスクを抑えることができる

お金を殖やすためには、リスクを減らしていくことが大事になってきます。

例えば、受験するとき第1志望校、第2志望校と複数の学校を受けたと思います。これは、複数の学校を受験(分散)させることで不合格で浪人というマイナスのリターンを避けるためですよね。

投資信託を利用した積み立て投資では、株式、債券などの資産を分散投資する時間を分散投資する地域を分散させることによって、リスクを小さくすることができます。

 

③投資のタイミングを考えなくてもいい

積み立て投資では毎月1回、株価が高くても、安くても積み立てを実行します。(私の場合は3か月に一度積み立てを行っています)

証券会社によっては自動で投資信託を買い付けてくれるところもあります。

普段株価を気にする必要がない投資方法のため投資に詳しくない人でも簡単にできます。


積立投資をする際、注意するポイント

 

①自分がどのくらいリスクを取れるのか把握しよう

 

リスクを取ってハイリスク・ハイリターンを目指すか

リスクをほどほどに取ってミドルリスク・ミドルリターンを目指すか

リスクを抑えてローリスク・ローリターンを目指すか

ローリスク・ハイリターンが一番理想ですがそんな金融商品は存在しません。

リターンの裏返しにリスクが必ずあるのは忘れないでくださいね。

 

②コストに注意しよう

 

プラスになるかマイナスになるか絶対ではない投資の世界において、販売手数料や運用コスト(信託報酬)は確実なマイナスですから、とにかく安いものを選びましょう。

現在はノーロード(手数料無料)が一般的になっているので、ノーロードではない投資信託は選択肢から外しても問題ありません。

また運用コスト(信託報酬)は投資信託を保有する限り発生し続けるものですので、長期で積み立てを行った場合、リターンに大きく影響します。信託報酬は年1%を超えるものから、0.2%程度のものまでさまざまです。一般的にアクティブファンド(日経平均など市場平均以上を目指す投資信託)は高く、インデックスファンド(日経平均など市場平均と同じ成績を目指す投資信託)は安い傾向にあります。

 

初心者の方は平均以上を目指すアクティブファンドに魅力を感じる人もあるかと思いますが、市場平均を上回ることはプロでも難しいといわれています。

ですから、はじめはコストの安いインデックスファンドで積立てることをおススメします。


証券会社を選ぼう

 

証券会社はネット証券2社(SBI証券、楽天証券)のどちらかを選べば間違いありません。

上記2社はご自身の銀行口座から自動で引き落として投資信託を自動で購入することができます。

積み立てを自動化することで、タイミングを考える必要がなくなり、普段投資を意識する必要がありません。

まずは、お持ちの銀行口座が自動で引き落とし可能な金融機関かどうか確認してみましょう。

両証券会社とも引き落し手数料が無料です。引き落とし可能な金融機関は、都市銀行5行を含め、地方銀行、信用金庫など合わせて全国300行以上あります。(2018年12月4日時点)

SBI証券

積立代金自動振替サービス

 

楽天証券

投信積立銀行引落サービス


まとめ

 

以上を振り返ると投資信託を利用した積立投資のメリットは、

①少額でも始められる

②分散でリスクを抑えることができる

③投資のタイミングを考えなくてもいい

です。

株式投資のように業績を調べたり、買いのタイミングを見極める必要がないため、手軽に始めることができます。

ただし、

注意することとして自分がリスクをどの程度とれるのかを知っておくこと

投資信託を選ぶ際は販売手数料が発生しないノーロードを選ぶことや運用コスト(信託報酬)が安いものを選びましょう。


おわりに

 

この記事では、はじめて投資を始めたいと思っている人を対象に投資信託を利用した積み立て投資のメリットや注意点をお伝えしました。

投資を始める際の参考にしてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です